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『貼りまわれ!こいぬ』〜北の犬地 研修編〜 イベントレポート

2024年7月20日(土)アリオ札幌にて開催された『貼りまわれ!こいぬ』〜北の犬地 研修編〜のイベントレポートが公開!
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本作初のトークイベントとなったこの日、最初に登壇したのはこいぬを演じた長縄まりあさん、犬々先輩役の櫻井孝宏さんと池ヶ谷愛監督。
こいぬと犬々先輩のアフレコ時に意識した点について聞かれると、長縄さんは「入れ過ぎだよってくらいアドリブを入れてやろうと思いました。こいぬちゃん、セリフはあるんですが(セリフがないシーンでも)ト書とか、常に画面の後ろや前で動いていたりするので、口は見えないけれども、ここにアドリブをいれてみたらOKもらえるかな?と、とにかくいっぱいぶつかってみたらどうなるんだろうと考えていました」と話し、実は本編では台本上にないセリフの方が多かったと明かしました。犬々先輩を演じた櫻井さんは「意識しないように意識しました。犬々先輩が初登場した話が、後輩のこいぬが入社して、先輩として仕事を教えてあげるという内容だったので、素が出せればと思ってました。犬々先輩は丁寧で優しいので、その辺を温かくまろやかに表現できたらと。でも、想像してみてください、こいぬが現れたら優しくしちゃいますよね」と説明。長縄さんは「嬉しい」と反応し、櫻井さんも「だから僕も、あまり意識せず犬々先輩になれたんじゃないかなと思います」と役作りについて話しました。


 本作がアニメ化されると聞いた監督は「ぜひ!」とすぐ監督のオファーを快諾したそう。「SNSなどでお見かけすることが多くて、お話を伺った際に絶対やりたいと思いました。常々名刺に、“可愛いアニメ作ります”と書いていたので、お任せくださいと」と嬉しいオファーであったことを明かしました。アニメ化にあたり工夫した点については「漫画を読んだ時、自分の中で盛り上がりなどのリズムがあったりする。いかに皆で一緒に楽しめるかを意識しました」と話しました。話はアフレコ時のエピソードについても及び、初めてのアフレコが一番印象に残っていると話した長縄さんは「実は1話はこいぬちゃんが最後に少し出るだけなので、私もドキドキしながら見ていたんです。音響監督がナチュラルめだけど、絶妙なリアル感でやってみましょうとおっしゃっていて、私はすごい難しいニュアンスだなと思っていたんですが、先輩たちがバシッと決めていてすごいなと思いました」と振り返りました。櫻井さんは長縄さん演じるこいぬについて、「この作品はこいぬありき。あざとくなっちゃったり、甘ったるくなっちゃうような可能性もあるなかで、長縄さんにしかできない絶妙なこいぬのバランス感覚はすごいと思っているので、他のキャストは長縄さんを見て、追いかけてやっていると思います」と明かすと、長縄さんは「本当ですか!私は先輩を追いかけていました」と話し、「ぐるぐる追いかけ合っていたんですね」(櫻井さん)と本作らしい可愛らしいエピソードが明かされました。
 お気に入りのキャラクターを聞かれた監督は「ほぼ全犬思い入れがあるんですが、ポメが好きです。すごくミステリアスなんですよね。推している割に、1期では空から降ってきて「ワン!」で終わっちゃうんですが、2期はもっと出てくるので」と、2期でのポメの活躍を匂わせました。
 
その後、長縄さん、櫻井さんによる1期の第5話「こいぬと先輩」の生アフレコが披露されました。アフレコ披露後、監督は長縄さん演じるこいぬについて「本当に可愛い!」と話しつつ「(本作の)オーディションは、色々な方が受けてくださったんですが、その時のメモを見返したら長縄さんのところに「可愛い!」と書いてありました。こいぬの少し抜けている感じの演技もぴったりでかわいかったです」と大絶賛。櫻井さんも「こいぬの”ぺたぺた”を聞いていたらニヤニヤしちゃいました。たまらないですね」と振り返りました。
 
ここで、本作の主題歌を歌うアーティストのmeiyoさんが登場!エンディングテーマでお馴染みの「STICKER!!!」を生歌唱し、会場を沸かせました。
生歌唱を聞いた長縄さんは「いつもエンディングでノリノリのこいぬちゃんを見て、一緒にノリノリになっていたので、ここでmeiyoさんの生歌と皆さんの手拍子がさらに盛り上げてくださって、ルンルンで聞いていました」と嬉しそうに話しました。
 meiyoさんは曲を作るにあたり、事前に監督と話をしたことを明かし「その時に、一見こいぬっぽくない、ちょっとチャラい感じなんだけど、合わさってみるとすごく似合っている。というテーマを頂いて、僕はそこにむかって全力で、僕の中のチャラを出して作っていきました」と「STICKER!!!」制作秘話を明かしました。監督も「本当にふわっとしたオーダーをしてしまって。素晴らしい中毒性の高い曲ができて、ありがとうございます」と感謝を伝えました。
 さらに本編でmeiyo犬というキャラクターとしてアニメに登場しているmeiyoさんはアフレコ時のエピソードを聞かれると「本当に緊張しました、難しかったです。僕が思い描いていた感じでいったら、もうちょっと元気な感じでと言われて、どんどん、上げていって高くなったところを使っていただきました」と話しました。
エンディングテーマのアニメーションを手がけた監督は「ダンスをさせたいという気持ちはあったので、せっせと書いたんですが、一度テストで映像を作った際に、コピペでこいぬを何体か並べたのですが、ステージの端っこにひとつ反転しちゃった子がいた。その時は気づかなかったんですが、後々1匹だけダンスを間違えている子がいて、それがすごくて良いと。そこからその子だけどんどんずれたり失敗させたりして、あの子だけがこいぬという設定にしました 他の子はこいぬ的な何かで、失敗している子だけが本物のこいぬ、と私は思っています」と驚きのエピソードを明かしました。櫻井さんも「さっきチェックしたんですが確かに間違ってました。ノリノリのmeiyo犬も楽しくて、見どころがたくさんあるエンディングだと思います」と話しました。
 
続くパネルトークでは、<こいぬの世界に生まれたら、どんな仕事をしたい?>というお題に各自各々の回答を披露し、盛り上がりを見せました。
さらにお知らせコーナーでは「貼りまわれ!こいぬ」と「おそ松さん」のコラボイラストも解禁。櫻井さん演じるおそ松と犬々先輩のスタンディがステージに登場しました。
櫻井さんは「本当に申し訳ございません。こんなところまで食い込んできて」と話しながらも「このコラボレーションは嬉しいです」と話し、「神谷浩史くんもマル・チーズ役で出演します。一緒に収録したのですが、かわいいビジュアルなので、どういう役作りでくるかなと思っていたら、面白くて笑ってしまいました。どんなエピソードなのか楽しみにしててください」と初解禁となった神谷浩史さん演じるマル・チーズ店長への期待を煽りました。
 
イベントの最後にはそれぞれ一言ずつメッセージが贈られました。

監督「ほぼ家から出ず、アニメばかり作る生活をしているので、見てくださる皆さんと直接触れ合える機会はレアで嬉しく思っております。2期も可愛い犬たちが沢山出てきますので楽しんでご覧ください」

meiyoさん「僕も家で音楽を作ってばかりなので、こんなふうに皆さんとふれあえる機会がいただけて嬉しい限りです。meiyo犬は2期にも出演するみたいなので、そちらもぜひぜひお楽しみにしていただければと思います」

櫻井さん「お仕事で北海道にくるのは初めてで、すごく嬉しかったです。面白い作品なので、もし知らない人がいたら、面白いよといっぱい貼りまわってください」

長縄さん「この作品で皆さんの前でお話するのが初めてでしたので、こうしてお集まりいただいた皆さんと一緒に『貼りまわれ!こいぬ』の独特な世界を共有することができて本当に嬉しいなと思っております。こいぬちゃんはこれからもステッカーをぺたぺた貼りまわると思いますので、これからも応援と、こいぬちゃんと、犬々たちの物語を見て、ちょっと癒されてくれたら嬉しいなと思います。今日はありがとうございました!!」
 

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